英検5級 公立小1が合格するまでにやったこと(リスニング編)

英語学習

健忘録を兼ねて、我が家の息子が小1で英検5級に合格するまでにやったことをまとめたいと思います。長くなるので、まずはリスニング力強化に役立ったと思われる内容をまとめます。

耳が良いと言われている幼少期から、自然に英語が聞き取れるようになるよう、我が家では下記のような対応を心がけておりました。

絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせは時間のある時にできるだけ英語絵本を読むようにしていました。特に赤ちゃん~2歳位まではエリックカールの色彩豊かで繰り返し表現の多い絵本を購入して、何度も繰り替えし読み聞かせていました。「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」などの絵本は、小学校での英語教育でも使用されており、小さいうちから親しんでおいて損はない絵本だと思います。

CDやDVDの音声の方がもちろん発音の良い英語が聞けるのですが、身近な人が(たとえ発音が悪くても)自分に語り掛けてくれる言語については脳の反応がCDなどとは異なるそうです。英語にあまり自信がないママやパパであっても、「大好きなママやパパが自分に向けて読んでくれている」という経験を子どもに積ませてあげることが大切なようです。

3歳~4歳以降では、同じ絵本を繰り返し読むよりも仕掛け絵本や、新しい絵本で初めての内容を好むようになりました。英語絵本は購入すると高いので、我が家ではメルカリと図書館を多く利用しました。

5~6歳以降は、子どもが好きなもの、興味があるものに関わる英語絵本を読んだり、既に日本語で有名なお話の英語版を読んだりしました。ただ、この頃になると、英語の絵本よりも日本語の絵本の方がわかりやすいので、英語の絵本を読んであげるよ、と言っても断られることが増えてきました。

7歳の現在は、毎日夜寝る前に絵本を読んでいるのですが、本人の希望で日本語の絵本が多いです。2週間に一回位、英語の絵本の読み聞かせもするようにはしています。無理強いをしないことも大切なことかなと思って(自分に言い聞かせて)います。

英語DVD

英語DVDについては、主に車の中で移動中に見ていることが多いです。というか、車の中には英語のDVDしか置いておらず、小さい時から必然的に車の中は英語という環境にしてしまっています。

DVDの内容も同じものの繰り返しだと飽きてしまうので、メルカリを活用させて頂いています。

我が家が主に購入しているのは大手こども向け英会話教室が生徒さんに教材として販売しているDVDです。対象延齢が近い教材を選択すれば内容も年齢に合ってわかりやすいです。教材として販売されているものなので、内容も子どもの英語習得のために良く考えられて作られていますし、何よりも学年が上がって不要になって販売している方が多いので、300円~500円程度でDVDをまとめて販売してくださる方もいらっしゃり、とてもコスパが良いです。そして、子どもがDVDに見飽きたらうちも安価で販売して次の方のお譲りするようにしています。

簡単な言葉を英語で話しかけるようにする

これは本当に気が向いた時に、たまに程度なのですが、簡単な言葉を英語で話しかけるようにしています。といっても「Let’s~」とか「It’s time for~」程度です。パパにも協力してもらっています。

一時期は、家の中の会話を全部英語にしよう!と意気込んだこともあったのですが、すぐに挫折してしまいました。これについては、今後もっと頑張っていかなければいけないなと改めて思っています^^;

オンライン英会話

こどものオンライン英会話については、合うお子様、合わないお子様もいらっしゃると思いますし、小さいお子様がレッスンを受ける場合はできれば対面の方が効果的だと個人的には思っているのですが、我が子はコロナ禍で幼稚園時代を過ごしましたので、アウトプットの場としてオンライン英会話を活用しておりました。

なかなか続かなかったりして、体験も含めると10社くらいは経験しているので、後日別途オンライン英会話の記事もまとめたいと思いますが、これから始める方へのアドバイスとしては、まずは体験レッスンをやってみることをおすすめします。子供向けレッスンを提供しているオンライン英会話は本当にたくさんあり、迷ってしまうと思いますが、無料体験ができるところがほとんどですので気軽にやってみるのが一番いいと思います。そこでお子様の反応を見て、楽しめそうかどうかを確認し、本人にやってみたいか確認するとよいと思います。

つまらなければ25分のレッスンを無理やり全部受ける必要もなく、今日は10分でとか15分で、というようにお子様の集中力に合わせて対応してもいいと思います。我が家では5分だけやってみよ~という日もありました。事前に先生にお伝えすれば皆さん時間短縮して快くレッスンをしてくださいました。(多分、時間が短くなっても先生方のお給料は1レッスンとして保証されているのだと思います。)

お子様が楽しい気持ちで続けられそうだったら続けてみる、嫌そうだったら無理しない、というくらいの気持ちでやってみるのがいいかと思います。先生の質には正直ばらつきがあると思いますが、お気に入りの先生が見つかると続けられる可能性が高いです。

コミュニケーション力の高い女子などは、気の合う先生や憧れの先生が見つかればぐんぐん伸びる可能性が高いです!女子と限定するのは良くないかもしれませんが、経験上、男の子より女の子の方がオンライン英会話で英語力を伸ばしていく子が多いように思います。

試験直前にやったこと① 「アプリ 英検リスニングマスター5級」

英検の試験申し込み後は、こちらのアプリのステージモードを毎日一つずつやってみました。ステージモードを1つ学習するごとに5問出題されます。

1日5分ほどで、英検のリスニング問題の形式に慣れることができたと思います。

逆に言えば、英検のリスニングに特化した勉強はこのアプリ以外は特にやりませんでした。

試験直前にやったこと② 過去問を実際にマークシートを使ってやってみる

英検のWEBサイトには、過去問が3回分あり、自由にダウンロードして利用することができます。

我が家では試験日の1か月前に直近の過去問のみ1回通して行いました。目的は、マークシートに色を塗ることに慣れるためです。マークシートは初めてだと解答欄がずれてしまったり、間違えた時に、きちんと消しゴムで消さないと読み込み不可になる可能性があるため、主にマークシートの練習のために一度だけ過去問をやってもらいました。

まとめ

結果をまとめると、英検のためのリスニングの勉強としては1日5分のアプリと、1回分の過去問のみでしたが、息子は満点を取ることができました。

英検のための勉強というより、幼少期から地道に英語に触れさせてきた結果、英語を聞き取る耳が自然に育ってくれたのだと思います。

大人になってから英語を本格的に勉強した私自身は、こんなにすんなりとリスニング力を高めることはできなかったので、正直我が子ながらうらやましいとさえ思います(笑)

語学習得の臨界期は9~10歳と言われているようです。この年代までであれば母語を習得するのと同じ感覚で外国語を吸収できるそうです。

インターに通ったり、完全に英語環境で過ごすなどしない限りは、日本語と同じレベルで英語を習得することは難しいと思いますが、それでもスポンジのように吸収力が高い今の時期に少しでも英語に慣れておく経験はさせてあげたいと常に考えています^^

これから英検を受験しようと思っている方に少しでも参考になれば大変うれしく思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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