フィリピン セブ島で昆虫採集

セブ親子留学

セブ島で虫捕りができる場所

フィリピンは南国で生態系も豊富。セブに行ったら絶対に昆虫採集をしたい!というのが息子の要望でした。

ところが、留学エージェントに聞いても、学校のスタッフに聞いても、セブ在住のオンライン英会話講師に聞いても、虫捕りができる場所はわからない、という回答でした。

そもそもフィリピンでは虫を捕るという文化自体がないので、そういう発想がないということなのだと思います。

そんな中、セブ島の山、ブサイにはカブトムシなどの虫がいるという情報をゲット!

カブトムシを採るとなると、夜になるので、さすがに夜に山に行く勇気はなく、私達は昼間にブサイ方面へ虫捕りに行ってきました。

虫捕りに山へ行く方法

ブサイ方面へ行くには車が必要ですが、通常のタクシーやGRABで行ってしまうと帰りの車を見つけることは難しいようです。学校の先生に聞いたところ、タクシー運転手と交渉してチャーターして数か所回るのがおすすめと言われました。

朝、タクシードライバーに交渉したところ、2000ペソ(5000円~6000円位)なら連れて行ってくれるとのこと。

正直、少し高いなと思いましたが、事前にネットで相場の料金を調べたところ、やはり外国人相手だと2000ペソ以上はかかると書いてあったので、1台目のタクシーですんなり交渉成立とし、連れて行ってもらいました。

以前、マレーシアで昆虫採集をした際に、息子も私も山道で車酔いしてしまったので、事前にドライバーに確認したのですが、「全然車酔いするような道じゃないから大丈夫」との回答。

すっかり信じて安心して乗ってしまったのですが・・・

マレーシア以上のボコボコ道で、、やはり息子も私も車酔いしてしまいました。

既にタクシーはチャーターしていたので、気持ち悪くなりそうになったら、時々止まって外の空気を吸って休憩しながらゆっくり行きました。

SHIRAO GARDEN

シラオガーデンは2箇所あります。

シラオガーデン・リトルアムステルダム

シラオPGCS

2か所とも近いので、タクシーで両方寄ってもらいました。

本来、こちらはインスタ映えする綺麗な景色や花々が咲いている場所で、来園者は行列を作ってインスタ映えする写真を撮影していました。

そんな中、私達はひたすら昆虫探し。

語学学校の先生には、今は雨季だからあまり蝶もいないと思うので期待しないでね、と言われていましたが、花や植物が多いため下記のような昆虫を捕まえることができました。

  • ベニトンボ
  • ヤエヤマムラサキ
  • イトトンボ
  • カマキリ(種類は不明)

Terrazas de flores BOTANICAK GARDEN

住所 Cebu Transcentral Highway, Malubog, Philippines, 6000

電話番号 +63 939 193 9452

(※2023年11月現在 閉店中とのことです)

こちらはセブ島にある大学の生物学研究部門とパートナーシップを結び、研究の目的を兼ねて山の中に整備された植物園だそうです。

沢山の植物や花が植えられており、隠れ家のような幻想的な空間でした。

私達が訪問した際には、園内で他の訪問者には一度も会うことがなく、カフェも含めて貸し切り状態でした。

そのせいか、カフェのスタッフが息子と一緒に虫捕りをしてくれて、綺麗な蝶を捕まえてくれました。

フィリピンの人は本当に子どもに優しいですね!

ちなみに私達がカフェから戻ったら、タクシーの運転手さんも別の蝶を捕まえてくれていました!素手で(笑)

虫捕りをする文化のない国で、かなりの異端児と思われていたはずなのに、皆さんすごく優しくて、息子も楽しい気持ちで過ごせたと思います。

ちあみに入場料は100Pですが、カフェでの会計の際にその分の100Pも引かれます。スタッフは親切で食事も美味しかったです。

地元の人たちの反応

フィリピンの人たちには昆虫採集をするという文化はありません。

子どもの頃から生物多様性のあるところで過ごしているフィリピン人達ですが、あまり興味を持つ人は少ないようです。

「スパイダーファイト」という遊びがあって、子ども達が捕まえた蜘蛛同士を戦わせることはあるようですが、日本の昆虫採集とは趣旨が違うようです。

それでも、小さな子どもが一生懸命に虫を捕まえている姿を見て、周りの皆様は暖かく迎えてくれたり、手伝ってくれたり。

嫌な思いをすることは一度もなく、炎天下で体力的には辛かったですが、地元の温かい人たちの対応のおかげて、親子で楽しい思い出を作ることができました。

乾季に行けば、また違う虫が採れるかもしれないので、機会があったらまた行ってみたいと思っています。

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